今さら聞けないCPC!とは
こんにちは!
毎週毎週せっせこコラムを書いていますが、未だにブログを書くことをインフェルノと言ってしまうしんちゃんです。
早速ですが、今回はもはや知っていて当たり前ではないかの知識「CPC」についてです。
EC業界、WEB業界ってやたら横文字3文字が多いですよね。私もはじめは、は?その手のやつが多すぎてなにがなんだかわからんっ!日本語でよろしくどうぞ(´・ω・`)!ってなりました。
愚痴はこのへんで、スタートしていきます!
CPCとは
CPCは基本的に”単価”、コストの話になるので、広告の場面で使用されます。
CPC(しー・ぴー・しー)とは、「Cost Per Click(コスト・パー・クリック)」の頭文字を取ったもので、要するにクリック単価のことを言います。広告を1回クリックされた際に生じる単価のことですね!簡単ですが、計算式としては下記のようになります。
CPC = 広告費 ÷ その広告で獲得したクリック数
例えば、100,000円の広告費用を使って、クリックが500回ありました!となれば、CPCは200円になります。
CPCも実際色んな使われ方をしていて、もちろん上記のように広告の効果判断の指標としての使用もあれば、クリック課金型広告そのもののことと言ったりもするので、状況によっての判断が必要になったりもします。
CPCが発生するのはクリック課金型の広告で、リスティング広告等が該当しますね。Googleのリスティング広告なんかは皆さん一度は代理店さん等に頼んで出稿されたことはあるのではないでしょうか?私は毎日にらめっこしております。
CPC単価はどうやって決まっているのか
クリック課金型の広告では、オークションと広告の品質で決定します。
まずオークションですが、その名のとおり、もはやハンマープライスです。(古い)
特定のキーワードに対して、クリック単価をいくらで入札するか勝負になり、高く入札した広告主から優先的に表示されます。
ところがどっこい、それだけで判断したらダメよ!ダメダメ!と待ったをかけるのが、広告の品質です。高ければいいのであれば、ユーザーに対してあまり適していない広告が出てきてしまう可能性が考えられるからです。
この広告の品質というのは、ちょっとざっくりなところがあるのですが、キーワードと入稿ページの関連性です。関連性をどう判断すればいいのか・・・といつも思うのですが、どこかに答えがあるかは謎なところです。(あったら教えてほしい)
あとこの広告の品質として要素の一つになるのがクリック率です。クリックが多ければ多いほど、キーワードと関連性があるというのは一番わかりやすいので、納得ですね。
と、言った感じなので、検索ボリュームが多いキーワードやCVに近いと容易に想像できるようなキーワードは、競合との入札合戦の末、CPCが高騰します。その中でもいかにユーザーがクリックしたくなる広告文やクリエイティブを作成することが、CPCを下げる要因になるということですね。
KPI次第!安ければいいのか、CPC!
CPCは、それすなわち1クリックにおいての単価。ということは、ここを抑えられれば、限られた広告費の中で多くのクリックを獲得することができる!CPCをもっと下げたい!そうなると思います。
ですが、果たして本当にそれでよいのかというお話です。
広告を出している理由にもよってはくると思いますが、多くの場合はなにかしらを購入させるため・新規会員を取得するため等にCVを設定しているのではないでしょうか。
CPCを下げられたとしても、
想定している顕在層、または潜在層へのクリックとなっていない確度の低い無駄クリックになっているといったケースもあります。それはいくらCPCが安くなっていようが不要なコストです。それならば、もう少しCPCが高くても質のいいユーザーにクリックしてもらった方が、最終的にはよっぽどいい結果になったりします。指標を追っていたら目的をおざなりにしてしまうケースは避けていった方がよいでしょう。
ただただ、集客・認知させたいのでとにかくクリックを獲得したいんやあああああ!という目的であれば、CPCがより抑えられる枠を積極的に狙っていく感じでいいのかなと思います!!
要するにKPIを何に設定しているのかというところですね!!
ちなみにKPIとは、、、
KPI(けー・ぴー・あい)=Key Performance Indicatorの略で、「重要業績評価指標」という意味です。なんか難しいですが、なんしか目的達成のための指標です。←雑
KPIを設定すると、広告を出してもCPCがKPIになるなんてことはあまりならないと思います。(さきほどのようなとにかく認知させたい場合はさておき。)大体は、CPAをいくら以内に収める!というKPIになるのではないでしょうか。
CPA(しー・ぴー・えー)=Cost per AcquisitionまたはCost Per Actionの略で、「獲得単価」のことを指します。計算式はシンプルに、
CPA=広告費÷コンバージョン数
例えば、広告費が100,000円で獲得が10だった場合、CPAは10,000円になります。
この10,000円が内部コストやリピート率も考慮した上で、最適な金額、というよりは許容できる金額かどうかというところで判断するのが一番多いケースかなと思います。
楽天にもあるCPC広告
めちゃくちゃ急ですが、楽天にもCPC広告がありますね!
おなじみの「RPP広告」というのがあると思いますが、あれもクリック課金型の広告になるので、CPC広告です。
ちなみになんと10円からハンマープライスできます…!ただ、10円で勝負できるのかなってところではあるので、自店舗の商材が競合と比べて勝負できているのかどうか、日々にらめっこしながら、入札単価を変えたり、商品を除外したり、キーワード設定をしたりの作業が必要になってきますね。うちのメンバーも頑張っています・・・!
楽天RPPにしても、リスティングにせよ、なんにせよ!
KPIをしっかりと設定して、達成できているかできていないのか、できていない場合の次のアクションはどうするのか、PDCAを回していかなければなりません。初めから完璧に成功したーーー!ってことはまぁ十中八九ないのですから。
まとめ
ここまで簡単に、CPCについてお話しました!
広告における、1クリックあたりの単価だけども、たまにクリック課金型の広告自体をCPCと言っているケースにも遭遇するかもよって感じですね。
CPCはたしかに広告において大事な指標ではありますが、クリック単価が高い・安いだけの指標で見てしまうことに気を付けて、広告を出稿する目的を見失わずに、していきましょう!というお話でした。
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それでは、また次回お会いいたしましょう!今日もお疲れ様でしたー!
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