ユーザーも店舗側も有効活用しなきゃ損?お気に入り登録
楽天のお気に入り登録とは
楽天市場でお買い物をするとき、カートの下あたりに「☆お気に入り登録」というボタンがあります。
ここをワンクリックしておけば、またあの前にみたあの商品はどうやって検索して出てきたっけ?ということもなく、自分のアカウントにお気に入りリストとして、登録した商品が一覧で出現します。
比較したい商品や、気になるけど今はまだ買わなくてもいいかな?という商品。とにかく全部まとめてお気に入り登録している!という方は多いのではないでしょうか?
実をいうと私もその一人です。
とりあえずカートに入れておくという方も多くいらっしゃると思いますが、カートに入れておいたままにすると、
「お買い忘れはございませんか?」的なメールがめちゃくちゃ来ます。これがなんともうっとおしい(おい)ので、私はお気に入り登録をかなり多用している派です。
また、お気に入りの商品はわざわざマイページから確認しなくてもスマホであれば、常設のナビゲーションメニューに出ていますし、なんならトップページにも出てきていますよね。なので、ユーザーにとって活用しない手はない、ECサイトではかかせない機能です。
このお気に入り機能ですがユーザー側からはもちろん、店舗側でもかなり活用できます!
先ほど、カートに入れていたままにすると「お買い忘れはございませんか」のメールがきまくって、うーんという話をしていましたが、
この通知というところがミソになります。
店舗側でも活用するべき!お気に入り登録数
そうです、通知です。
買い忘れ防止のメールが通知されるということは、その商品に対するその他の情報も通知されます。
たとえば、
・お気に入りに登録している商品がポイント10倍になった
・お気に入りに登録している商品がクーポン対象になった
・お気に入りに登録している商品が値引きになった
などですね。
お気に入り登録をしていると、お気に入りにいれた商品をリストで確認できて、商品比較をしたり、イベントやセールまでおいておいたりというユーザー視点の使い方だけではなく、店舗側にとってもとても有益なマーケティング手法の一つになります。
店舗側は、各商品のお気に入りがどれくらい登録されているのかを確認することができます。
確認箇所は、
3.アクセス・流入分析 > 商品分析
の部分になります。そこで各商品ごとのお気に入り登録数が一番右の方~まで行くと確認できます。
しかも、全数だけでなく期間を絞ることでその期間でどれくらいのお気に入り登録があったかも確認できるのです。
なぜその期間でその商品にお気に入り登録数が集まったのか、自社施策の賜物なのか、それとも季節的なものがあるのか、そこを分析していくだけで一つの結果が見えてきますよね。
更にそのデータを分析した上で活用していくことが大事です!
楽天スーパーSALEやお買い物マラソンなどのイベントにただただ値引きやポイントアップ、クーポンをぶつけるのももちろん一番集客力があるところなので、一つの手として正解ですが、
お気に入り登録数を、どの期間で数が伸びているのか、はたまた伸び悩むのか、総数的にはどうなのか、お気に入り登録数は多いのに転換率が悪い原因はなんなのか、多分競合他社に負けているのだろうと仮説を立てて実証していく。
そして、最適だろうと思われるタイミングで値引きやクーポン、ポイント等でお気に入り登録者に対して通知を出すことでアピールしていけば、もっと商品の状況がわかってくるのではないでしょうか。
ユーザーに通知されることを活用して、より最適な時期にユーザーにとって有益な情報が届くようにする!
これまでお気に入りについてはあまり考えていなかったという店舗さんは一度試してみるのも一つの手ではないかと思います!
ちょっと小ネタ?制作系?のお話
さて、ちょっと話は変わるようで変わらないのですが、スーパーSALEやお買い物マラソン等のイベント期間中は、セール情報などお得な情報をまとめたセール専用の特設ページを作られる店舗も多いのではないでしょうか?
私もクライアント様の特設ページをイベント毎にほぼ毎回作成しています。(・・・イベント多すぎぃ、期間短すぎぃ(´・ω・`))
お気に入り登録をしてもらうために、やはりこの集客力の高いタイミングでの店舗側からのお気に入り登録の促しは必須にしたいところですよね。
大体皆さんGOLDサーバーに自由な形でページを作られていると思いますが、
そもそもお気に入りボタンは商品ページを作ると勝手に自動的に出てきているもので、スクラッチしたページにどのようにお気に入りボタンを埋め込めばよいのかわからないという方もいらっしゃるはず。
埋め込みという表現が今さらあまりよくない気がしてきましたが、お気に入りボタンのコードに下記のリンクを貼れば万事解決です。
https://my.bookmark.rakuten.co.jp/?func=reg&svid=106&shop_bid=ショップID&iid=商品ID&itype=1
”ショップID”と”商品ID”の部分は、自店のショップIDと対象の商品を入れてくださいね!
それをどうやって確認すればいいんだ!!!
ってところですが、私は(一応)WEB屋さんなので下記のように確認しています。
1.お気に入り登録ボタンを追加したい対象の商品ページへいく
2.右クリックで、「ページのソースを表示」
3.ぐわああああと頭が痛くなりそうなソースコードが出てきますが、ぐっとこらえてctrl+F5を押して「iid」と検索します
4.すると2件ヒットするので、ヒットしているURLをコピーします。””(ダブルコーテーション)の中が上で書いた黄色い部分のURLになると思います
5.それをリンクタグで貼り付けます
6.設置したリンクを押してお気に入り登録できているか確認して完了(/・ω・)/!
お気に入り登録ボタンをカスタマイズするという手ももちろん有効だと思います!
でもこっちもかなりお手軽にできるので、特設ページを作成されている場合は是非やってみてください!
まとめ
今回は楽天のお気に入り登録についてお話しました!
販促企画を補助してくれるというかなんというか、とにかくユーザーに通知がいくという点でかなり有効活用できるポイントになるということをお伝えしました。
お気に入り登録されている、それはすなわち結構な顕在顧客です。分析をしっかり行って今後の施策に役立ててみてくださいね!
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最後まで読んでいただいてありがとうございました!!!
それではまた!
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