楽天RMSとは?
はじめまして!こんにちは!こんばんは!
本日は楽天RMSの機能についてをご紹介します。
楽天RMSとは
楽天RMSとは「Rakuten Merchant Server」の略称で、
インターネットブラウザからアクセスできる、店舗を作る・運営する・観測する、ための運営システムのことです。
楽天RMSは楽天運営においてはなくてはならない、
基本的な情報設定、ブランドを担うデザイン、受注管理、はたまたレポート機能まで、すべて楽天RMS内にて操作を行います。
RMSメインメニュー(トップページ)から大きくわけて、
1.店舗運営(R-Storefront)
2.受注・お問合わせ管理(R-Backoffice)
3.データ分析(R-Karte)
4.メール・SNSマーケティング
5.広告・アフィリエイト・楽天大学
に分けられます。
RMS内には他にも機能があるのですが、今回は他については省かせていただきますm(_ _)m
それでは一つづつ、RMSでどんな機能があってどんな作業に必要になるのかをお話しします。
1.店舗運営(R-Storefront)
RMSでかなり触るところといっても過言ではないでしょう。
ここでは、
・商品登録
・カテゴリ設定
・トップページの設定
・基本情報設定
・クーポン設定
・ポイント設定
などのユーザーか見える部分の設定を行います。まさしく「Storefront」の部分です。
新商品が入荷したとき、はたまた商品情報を修正したいとき、カテゴリ構成を変更したいとき、ことあるごとに使用するのがここです。
弊社はEC運営代行をはじめて、10年になりそこからRMSはずっと触り続けてきているのですが、UIの改善もその間何回が行われ、とても使いやすくなりました!
とても直感的に使えるので、HTMLやCSS等のサイト構築の知見がなくてもOKです。
最近(でもないか)とても利便性が上がったと感じるのが、画像の入れ替え機能です。
皆さんが楽天でみているカートの横の部分にずらっと並んでいる画像。あの部分はRMSから商品編集の「商品画像(1)~(20)」に該当するのですが、
既存の商品ページに商品画像を追加したい!しかも2番目から3番目の間に入れたい!となったとき、画像URLを全て順番に入れ替えていく必要がありました。
それが今では新しい画像を追加して所定の位置にドラッグするだけでかないます。RMSを触っていたこれまでで一番感動したといっても過言ではないかもしれません。それほど面倒だったのです…!
ただ、RMSにも便利になりきれていないところもあります。それはTOPページ設定です。
スマートフォントップページはHTML、CSSの知識がなくても、
例えば、ロゴの下にスライダーを入れたいとなったら、スライダーとかかれた箱をぽこっとはめ込み、あとは画像とリンクのみを設定するだけでOK!
と、コードを書くことなく、まるでパズルのようにトップページを作ることができるようになりました。
でも、PC用トップページはまだそこまで対応が追い付いていない状態で、「ヘッダー」「フッター」「レフトナビ」にそれぞれコードを書かないといけません。
本当に基本的なソースコードはRMSのマニュアルにて楽天が用意してくれていますが本当に最低限なので、デザイン感を重要視する企業様は、納得のいかない出来になってしまうでしょう。
ただ、PC用ということでスマホユーザーが圧倒的割合を占めていることもあり、対応があまり急がれていないのかもしれませんね。
2.受注・お問合わせ管理(R-Backoffice)
RMSで最も使う場所になります。
というのも、実際の注文の処理と管理を行うのが部分になるからです。まぁ、ネーミングの通りなのですが。
ここでは、
・受注・問合せ管理
・明細管理
・メールテンプレート管理
・オプション設定
など、主に注文の処理やそれに関するユーザーとのやり取りに使用することになります。
受注管理では、処理中、注文確認待ち、楽天処理中、発送待ち、変更確定待ち、などのステータスにて注文を管理していきます。
例えば、注文が入ると「注文確認待ち」のステータスに移動し、店舗が注文確認メールを送ります。すると次は発送待ちに移動になり、最終的に処理済みのステータスになると、一連の注文処理が完了します。
注文の処理の途中で送る「注文確認メール」や「出荷完了のお知らせメール」などはメールテンプレート管理にて行います。
3.データ分析(R-Karte)
RMSメインメニューには、前日の売上金額、今月の累計売上金額、今月の売上金額着地見込みが表記されています。
RMSにログインした途端目に入るので、売上を見て一喜一憂するでしょう。私もします。
この売上を作っている構成は一体なんなのかと向き合い、今後の販売戦略を立てるために役立つツール、それがこのR-Karteの部分になります。
ここでは、
・店舗チェックシート
・店舗カルテ
・アクセス・流入分析
・売上分析
・販促効果測定
・データダウンロード
と、店舗の現状分析に役立つデータを提供してくれます。
どこから店舗にきて、どんな検索キーワードで商品ページにきたか、そして来た人がどれだけ購入に至っているか、欲しい情報をいろんな角度から収集することができます。
よく楽天にGoogle アナリティクスのトラッキングコードは追加できますか。とよく聞かれますが、基本的に入れることはできません。
RMSだけでも色んな情報を知れるので、十分な機能が備わっています。RMSのデータ分析機能を使いこなせれば、それなりの分析ができるので店舗の成長に大きく貢献してくれます。
また、モールならではの評価の低いレビューの数、ユーザーからのクレームの数など、アクセス分析だけでなく運営の見直しポイントも教えてくれます。
4.メール・SNSマーケティング
店舗の販促よく使われるメールマガジン。その設定・管理を行う箇所がここです。
・メルマガ配信
・R-SNS
・LINE公式アカウントforR-SNS
会員の方へ再度の来店・購入を促す部分がここになります。
最近では、ユーザーとのコミュニケーションツールとして欠かせない、もはやECと切っては切れない関係のSNS(FacebookやInstagram、LINE@)もRMSで開設が可能です。
セールの情報やゲリラ的なイベントを、SNSを利用することで容易、且つ効果的にユーザーに情報を送ることができます。
ただ、注意点があります。RMSで開設したSNSアカウントは楽天市場専用のものです。自社ドメインサイトや他のモールなど、楽天以外のリンクを掲載することはできません。その逆もまたしかりで、企業として運営しているSNSへの誘導、リンクの掲載も違反になります。
外部リンクを貼ることが基本的に禁止されている楽天です。そこは注意しての運用が必要になります。
5.広告・アフィリエイト・楽天大学
集客に必要不可欠な広告、ここの設定・管理をするところです。
・広告(プロモーションメニュー)
・アフィリエイト
・楽天大学
などがあり、楽天トップページなどに掲載されているバナー広告などはここから購入・設定します。
広告の中で一番馴染みのあるであろう検索連動型広告のRPPもここからです。
RPPについては、また詳しくお話しする機会を設けたいと思いますm(_ _)m
まとめ
今回は楽天RMSって何をするところか、かなりかなりかなり基本のところをお話ししました。
RMSは他のモールに比べてもUI的にも機能的にもわかりやすく比較的直感的に使いやすい運営システムです。
楽天の運用でお困りの場合は、是非問合せフォームからお気軽にご相談ください。
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