rpp広告とは一体何? 特徴と設定方法を徹底解説!
みなさん、こんにちは!
楽天市場で出店をしている、もしくは出店を考えていると「rpp広告」という言葉を耳にしませんか?
「rpp広告」について、こんな悩みをよく耳にします。
「rpp広告という言葉は知っているけど実際何をするものなのかわからない」
「広告なんて難しそうで自分にはきっとできない」
「楽天市場を既に出店しているけど今まで使ったことがなく、今更使うなんて可能なのか?」
「rpp広告なんて言うくらいだから、費用がすごくかかるんでしょう?」
「広告にそんな莫大な費用をかけることはできないので、rpp広告はうちでは使いません」
などなど、それぞれ皆さん違った悩みを抱えているようです。
本日は少しでも皆さんのお悩みを解消できるよう、楽天rpp広告とは一体何なのか?
楽天rpp広告を使用するにあたり、一体いくらで広告を出すことかできるのか?
また、rpp広告を使う上での設定方法や注意点を説明していこうと思います。
そもそもrpp広告とは一体何?
rpp広告とはRakuten Promotion Platform = 楽天プロモーションプラットフォームの略で、楽天市場内でユーザーが検索したキーワードに連動して表示される「検索連動型広告」のことです。
rpp広告は楽天市場に出店している企業が、販売している商品の売上を上げることを目的とした販売施策の1つです。
楽天市場で検索から商品を探すときに、検索結果上部の広告表示エリアに表示される、商品名の先頭に[PR]と記載のある商品を見たことがありませんか?
商品名の先頭に[PR]と記載された商品がrpp広告にて表示された広告商品となります。
rpp広告商品は検索結果ページ上部に掲載と前述しましたが、PC、スマートフォン、スマートフォン楽天市場アプリと表示環境によりそれぞれrpp広告商品の表示数が異なります。
【rpp広告商品 2023年3月16日現在の表示数はこちら】
PC: 1~3ページ目上部4商品ずつ表示
スマホ:1~2ページ目上部6商品ずつ表示
スマホアプリ:ページ上部5商品、ページ中央4商品表示
rpp広告の特徴
・自然検索の表示枠よりも上位に表示される
・最低予算5,000円から利用可能
・商品の除外設定が可能(rpp効果が低い商品などは、rpp広告配信しないように除外することが可能)
・検索結果に関連した商品を上位表示することができるので、ユーザーの目に留まりやすい
自然検索枠よりも上位に表示される
rpp広告表示位置は、PC・スマートフォン・楽天市場アプリ全てにおいて必ず検索結果の最上位に表示がされます。
広告コストを抑えるために、楽天のSEO対策をいくら頑張って自然検索の上位表示を勝ち取ったとしても、ページ最上部のrpp広告表示枠より上位に表示されることはありません。
もちろんrpp広告を利用したからといって、上位表示される件数は決まっているので競合がいる場合は上位に表示できない可能性も0ではありません。
しかし、しっかりとrpp広告を運用できれば上位表示も可能となるためユーザーの目に留まりやすくなる手法の1つとなります。
最低予算5,000円から利用可能
rpp広告は月額5,000円以上というルールをクリアすれば、広告費は自由に設定が可能です。
rpp広告では、設定した予算を使い切ると自動その月の広告配信は自動で停止されます。
さらに配信を継続したい場合は、予算を上乗せし追加する必要があります。
また、予算を使い切り予算追加を行なった翌月の段階で、継続月予算という項目は予算を追加した金額となっているため、予算追加前の金額に戻したい場合は月初に設定を行う必要があります。
これを忘れてしまうと、自動的に前月の予算+追加した予算の金額が月のrpp広告費用となってしまうため注意が必要です。
rpp広告では、クリック課金型広告が採用されています。
「クリック課金型広告」とは、広告がユーザーに表示されただけでは広告費が減少せず、
ユーザーがクリックすることで初めて広告費が消費されます。
rpp広告では、クリックされない限り広告費が消費されないためまずは広告配信を行なってみて、あまりにもクリック率が低いようであれば、原因を調査し改善を行う必要があります。
またrpp広告の配信設定として以下のものがあります。
・キャンペーンごとにクリック単価を設定することが可能。(1クリックあたり25円~1,000円)
・商品ごとにクリック単価を設定することが可能。(1クリックあたり10円~)
商品CPCが優先されるため、アクセス数や注文数を増やしたい商品のみCPCを上げる設定も可能です。
※CPCとは…広告クリック1回あたりのコスト (Cost Per Click) のこと。
商品の除外設定が可能
rpp広告は配信する商品と配信しない商品を設定することが可能です。
例えば、rpp効果が低い商品は、rpp広告配信しないように除外することが可能です。
また、一定期間だけ販売を強化したい季節物の商品などの配信にも柔軟に対応が可能ですのでシーズン商品を扱う店舗様でも柔軟に利用が可能となります。
検索結果に関連した商品を上位表示することができるので、ユーザーの目に留まりやすい
rpp広告は、「検索結果に関連した商品を上位表示することができるので、ユーザーの目に留まりやすい」ということが特徴の1つです。
ユーザーの目に留まりやすい=購入される確率も上がる ということになります。
上位表示がされているのに、クリック数が伸びない、クリックはされるのに購入数が伸びないといった現象が起きる場合は、サムネイル画像や商品名、商品ページに記載してある商品情報や詳細画像の内容を見直してみましょう。
rpp広告の設定
rpp広告は、楽天市場の商品登録などを行う「RMS」より設定が可能です。
【rpp広告出稿手順】
① RMSにログインをする
RMSにログインする際は、R-Loginのページにて出店時ご契約いただいた以下の4つを記入しログインを行うことが必須となります。
楽天市場開店の手続きがまだの方は、そちらから進めましょう。
・共通ID
・パスワード
・楽天市場のユーザーID
・パスワード
② rpp広告の以下の手順で設定ページを開く
RMSにログイン後、以下のフローでrppの広告設定ページへ進みましょう。
1 広告・アフィリエイト・楽天大学
2 広告(プロモーションメニュー)
3 検索連動型広告 (RPP)
③ キャンペーンを設定する
はじめてrppを使う時は、以下の手順でキャンペーンの設定を行う
楽天プロモーションメニュー
検索連動型広告(RPP)
キャンペーン
左側の赤いボタン「新規登録」をクリックする。
キャンペーンの項目は以下を記入する
・キャンペーン名[必須]
→RMSのrpp広告管理画面上に表示されるキャンペーンの名称。
複数のキャンペーンを登録する場合は、どのキャンペーンか分かりやすい名前をキャンペーン名に指定しましょう。
・ステータス
→ステータスは広告配信状況の設定項目です。
有効=配信中、無効=配信停止の状態です。間違えないようにしましょう
・継続月予算
→1ヶ月あたりのrpp広告予算です。
・CPC 1クリックあたりの入札単価[必須]
→1回のクリックにかけられる広告の単価です。rpp広告はクリック課金型広告のためクリック単価の設定値により上位表示がされやすくすることも可能ですが、その分1クリック単価が高くなるため、予算との兼ね合いもしっかり考慮した上でクリック単価を設定する必要があります。
CV(コンバージョン)に近いキーワードは平均クリック単価が高い傾向があります。
rpp広告では、商品やキーワードなどそれぞれにCPC (Cost Per Click)の設定が可能ですので、最初のうちはrpp広告を配信しながら日々管理画面よりパフォーマンスレポートを確認し調整をしていく必要がございます。
④ 除外したい商品がある場合は、除外商品から商品を登録しよう。
CSVを使えば一括登録も可能なので、登録の時間も短縮可能です。
以上!rpp広告についてご説明させていただきました。
いかがでしたか?
rpp広告に対する疑問は解消できたでしょうか?
弊社では楽天の運営代行業務も行なっております。
ご相談だけでもぜひお問合せください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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