shoppayとはShopifyが提供している決済サービスです

はじめてECチームの中の人”はじめてECサポート隊”です。

shopifyってどう使えばいいの? どんなことができるの?

shopifyのアプリってたくさんありますね。その中で、はじめてECが導入したことのあるおすすめアプリを何回かに分けてまとめます。

アプリ導入にお悩みの方の助けになれば嬉しいです。

shoppayとは何ですか?【基本の知識】

shoppayとは、Shopifyが提供する決済サービスです。

Shopifyとは、簡単にECサイトを開設できるeコマースプラットフォームです。開設は個人・法人問いません。月額もしくは年額などの単位でプラン利用料を支払いECサイトを運用できます。shoppayとは、その運用サイトでお客様が商品を購入する際の決済の手段として利用します。

shoppayとは何が便利(メリット)なの?

【購入側の視点】

shoppayとは何が便利なのか。商品を購入する際に入力しなければならない情報は

  • 配送先住所
  • 請求先住所(省ける場合もある)
  • 決済のための情報(クレジットカード情報など)
  • 備考

などとても膨大で入力に時間を要します。

購入したことのないECサイトはこういった入力の行為の面倒くささや、クレジットカードといった情報漏洩をされては困る内容をそういったサイトに保存させてもいいのかと神経質になりがちです。shoppayではそういった悩みがいらない決済方法のひとつです。

shoppayを利用することで商品購入時の入力作業を省くことができます。お買い物時に個人情報を入力するのは入力の手間も含め情報漏えいの観点でも気の張る場面です。しかし、shoppayの決済方法であれば1度情報を設定しておけば2回目以降のお買い物には入力の手間を省けます。具体的には配送先住所・請求先住所・クレジットカード情報・電話番号です。

配送先住所・クレジットカード情報に関しては最大5件まで登録ができるのも嬉しい点です。セキュリティも安心です。保存した情報を使用するためには、はじめに登録した電話番号にSMSの6桁の番号が送信されます。その番号を入力しないと決済には進めません。shoppayとはなんて便利でしょう!

情報入力の省略はshoppayの決済方法を導入しているストアが対象なので、商品ページのカートボタン下に以下のボタンが表示されているストアとなります!

shoppayボタン
shoppayとは快適なお買い物をお客様に実現してもらうために必要な決済方法なのです。ぜひ決済方法の1つとしてご利用を検討してください!

 

【店舗側の視点】

さて、次にshoppayとは何がメリットなのかを運用側の視点でご紹介します。購入側のメリットとして述べたように購入フローの簡略化による恩恵が最大のメリットと言えます。お客様が決済方法にshoppayを利用する場合コンバージョンが通常の決済方法と比べ平均して1.72倍高いことがわかりました。(Shopify公式発表)さらに、デバイスごとの比較ではPCの場合shoppayを利用したほうが1.56倍、モバイルでshoppayを利用して購入したケースだと1.91倍もコンバージョンが高くなっています。

お客様にとってお買い物を快適に済ませていただける決済方法がshoppayならば、コンバージョンが高いことは必然的とも言えます。shoppayとは売上を伸ばすために必要な決済方法の1つとしてなのです。ぜひ導入を検討ください!

また、手数料のお話も重要です。shoppayとは決済に関する手数料はShopifyPaymentと同じ位置づけです。

取引手数料はゼロ。(取引手数料とは、外部決済サービスの種類や契約のプランによってかかる売上に対しての手数料のことです。)決済手数料・振込手数料はShopifyPaymentと同じ、国内発行のカードでは3.25%〜3.4%、海外発行のカード(American Express)は3.8%〜3.9%、その他(JCB / Diners Club / Discover)は4.05%〜4.15%となっています。

 

shoppayとはどのように使いますか?

【購入側のフロー】

以下、大まかなshoppay導入手順です。

  1. shoppayのアカウントを作成
  2. メールアドレスと携帯電話番号で本人認証
  3. 住所やクレジットカード情報の設定
  4. shoppayで商品の購入

まずはshoppayのアカウントを作成する必要があります。WEB上でも登録はできますし、Shopアプリをお手持ちのスマホにインストールして情報設定を進めることもできます。

弊社のおすすめはShopアプリの導入です。購入したところ以外のshoppay利用店もチェックできますし、商品や店舗に対してお気に入りをすると同じ傾向から商品を紹介してくれたりします。また、shoppayで購入した履歴を複数店舗に渡る場合も一括で管理できるのも便利です。

注意点としては、このアカウント登録はあくまでもshoppayとのアカウント登録であり、お買い物をしたい店舗へのアカウント登録ではありません。ですので、お気に入りの店舗があればそれぞれの店舗のサイトにて会員登録をする必要があります。

Shopアプリ

shoppayのアカウントを作成するタイミング

店舗側の視点となりますが、お客様がshoppayを使い始めるタイミングを知ることで購入促進へのコントロールも可能です。

  • お買い物のタイミングでshoppayを登録する
  • お買い物の前から事前にshoppayに登録済み

Shopアプリで購入したお客様に対して有効なディスカウント(割引)を購入者に付与することもできるのでそれらを活用したキャンペーンなどもおすすめです。またディスカウント表示がアプリ上でもされますので再購入の期間の短縮も想定できます。(ディスカウントの表示は期限切れや対象でない場合は非表示となります)

 

【店舗側のフロー】

店舗側のshoppay導入はとてもかんたんです!

  1. 設定>決済のページを開く
  2. ページ上部の方にある「ShopifyPayment」ロゴの横の方にある「管理する」のテキストリンクをクリック ※ストアオーナーでログイン
  3. Shop Payにチェックを入れて保存する

これで決済方法でshoppayを使えるようになります。

shoppayとは|決済適用の方法

さらに確認ポイントとして、テーマのカスタマイズで商品ページの購入ボタンのパーツの設定を確認してください。「動的チェックアウトボタンを表示する」にチェックが付いているかどうかで商品ページでの表示も変わります。チェックを付けるとお客様が商品ページ閲覧時にすぐにshoppayで購入完了ができます。詳しくはShopyヘルプセンターをご確認ください。

shoppayとは|動的チェックアウトボタン

購入側のフローで紹介した手順でShopアプリという流入も考えられるためそちらに関しても補足をしておくと、Shopアプリで販売するにはshoppayを導入するだけでは販売することはできません。販売チャネルで「Shop channel」というアプリをインストールする必要があります。インストールはこちら。アプリ導入後、既に商品登録が完了している場合はどの商品をShopアプリで販売するかの設定をする必要があります。商品管理の編集したい商品ページに遷移し、公開ステータス(公開か下書き常態か変更する)エリアの下に「販売チャネルとアプリ」というエリアがあるのでそこにShopのチェックが追加されているはずです。そこにチェックを入れることでShopアプリでの販売が可能となります。

shoppayとは|店舗側でのShopチャネル導入方法

また、導入した販売チャネルの「Shop channel」はストアをお気に入りした人数やShopアプリでの売上(shoppayでの販売数や注文数)などのストア分析ができたりShopアプリでの見た目の調整も可能です。

ただしShopアプリで販売したい場合、次のことにご注意ください。

  • 90日より前にShopify ペイメントを使用して少なくとも1件の注文を処理していること
  • チャージバック率が1%未満であること

上記の要件をクリアすることが必要です。

shoppayとはお客様の購買体験を容易にするだけでなく、お店側の販売促進の戦略にも寄与する大切なツールのひとつと考えています。

是非一度導入を検討してみてください。

前へ

自社ECとは?モール型ECとの違いとメリットは?

次へ

アプロ総研の楽天運営代行