EC事業とは?店舗側から見たEC事業の基本からメリット・デメリット、今後のトレンドを解説!

こんにちはー!

2024年が始まりました🤗
(今年もよろしくお願いいたします!)

年末のSALE、年始の福袋やSALE!
すっかりお財布は寂しくなりました・・・🥲
そういえば、10年ほど前までは年末年始はショッピングモールに行って直接購入していたのですが、
今はもうこたつに入りながらショッピングできるようになってほんと便利になりましたよね!
ショッピングモールには直接行かない!なんてことは無く、直接行けばそれはそれで違った問い合わせがあります。
ただ確実に直接行く回数は減ったかなと思います。
最近は購入前にシュミレーションできたり、チャットで簡単に質問できたり、もっともっと便利になりましたよね!

そんなEC業界ですが、今後はどうなのでしょうか?
今回は、そもそもEC事業とは何なのかという基本とメリット・デメリット、今後のトレンドについて解説していきたいと思います!

ではどうぞ!

EC事業とは

EC事業の意味

EC事業(Electronic Commerce Business)は、電子商取引を指し、インターネットや電子ネットワークを介して商品やサービスの販売および購入が行われるビジネスモデルを指します。
従来の物理的な店舗に代わり、オンライン上での商取引が主な特徴となっています。
これにより、顧客はデジタルプラットフォームを通じて商品やサービスを検索し、注文・支払いを行うことが可能です。

EC事業の代表例と種類

EC事業の代表的な例は、Amazonジャパン、楽天市場、アスクル、メルカリなどがあげられます。
上記の中でもビズネスモデル別にいくつか分類することができます。

BtoB (Business to Business)
 BtoBは企業同士が行う電子商取引形態です。
企業が他社に対して商品やサービスを提供します。
代表的なECサイトとしてはアスクルなどがあります。

BtoC (Business to Consumer)
 BtoCは企業が個々の消費者に直接商品やサービスを提供する電子商取引形態です。
企業が個人消費者に対して商品やサービスを提供します。
代表的なECサイトとしては、Amazon、楽天市場、ヨドバシカメラなどがあげられます。

CtoC (Consumer to Consumer)
CtoCは個々の消費者同士が商品やサービスを売買する電子商取引形態です。
消費者が消費者に対して商品やサービスを提供します。
代表的なECサイトには、メルカリ、ヤフーオークション、ラクマなどがあげられます。

EC事業の市場規模

EC事業の市場規模は急速に拡大しており、世界中で数千億ドル単位で推移しています。
特にデジタル技術の進化やスマートフォンの普及により、オンラインでの買い物が一般的となり、市場の成長が促進されています。
各国のEC市場は地域差がありますが、国内外を問わずますます多様化し、新たなビジネスモデルや技術の導入により市場が拡充されています。
将来的にもEC市場の成長が期待され、様々な産業がデジタルプラットフォームを活用してビジネス展開を進めていくことが予測されます。

EC事業のメリット3つ


1. 場所や時間に捉われずに提供することができる

EC事業の最大のメリットは、物理的な店舗が必要ないため、商品やサービスの提供に場所や時間の制約がないことです。
顧客は24時間いつでもどこからでもオンライン上で商品を閲覧し、購入することができます。
これにより、地域や営業時間に囚われずに、広範な市場にリーチできる利点が生まれます。

2. コストを抑えることができる

EC事業は物理的な店舗の構築・運営に伴う多くのコストを削減できます。
店舗の家賃、人件費、光熱費などの経費が不要であり、運営コストを大幅に抑えることができます。

3. データの分析を行うことで売上を伸ばすことができる

オンライン上の購買行動や顧客のデータを分析することで、EC事業は的確な戦略を立てることができます。
購買履歴や嗜好を分析し、ターゲットに合わせた商品やキャンペーンを展開することで、顧客の購買意欲を高め、売上を伸ばすことが可能です。
データ駆動のアプローチにより、迅速かつ効果的なマーケティング戦略を展開できるのが大きな強みです。

EC事業のデメリット3つ

1.激化する競争と差別化の難しさ

EC市場は競争が激化しており、多くの事業者が同じ商品やサービスを提供しています。
顧客の選択肢が広がる中で、他社との差別化が難しくなります。
これにより、価格競争が激化し利益率の維持が難しくなる可能性があります。

2.信頼性の向上とセキュリティへの対応

オンラインでの取引にはセキュリティ上のリスクが伴います。顧客の信頼を得るためには、安全な取引環境を提供する必要がありますが、セキュリティ対策が不十分な場合、情報漏洩や詐欺などの問題が発生する可能性があります。
信頼性の向上には常にセキュリティ対策の見直しが求められます。

3.物理的な商品の見えなさと返品の課題

オンラインで商品を販売する際、顧客は実物を見て触れることができません。
これが返品率の上昇や商品満足度の低下につながることがあります。
顧客にとって商品の購入決定を支援するために、詳細な商品説明や高品質な画像、柔軟な返品ポリシーの提供が求められます。

これらのデメリットに対処するためには、継続的な市場分析やセキュリティ対策の向上、商品情報の充実などが不可欠です。
成功のためにはデメリットを乗り越え、柔軟な戦略の展開が必要です!

EC事業の今後のトレンド

日本国内でのEC化率は毎年右肩上がりであり、今後も伸びる市場だと考えられます。
そんなEC業界のトレンドは以下の通りです。

AI活用した顧客に合ったアプローチ

AI(人工知能)の進化により、EC業界では個別の顧客に合わせたアプローチができると考えられます。
顧客の行動データや購買履歴を分析し、その情報を元にAIがパーソナライズされた商品の提案や広告を行います。
これにより、顧客は自身の好みに応じた商品をより容易に見つけることができ、EC事業者は顧客ロイヤルティを向上させることができます。

SNSを利用したシームレスなショッピング

ソーシャルメディア(SNS)の利用がEC業界において一層重要視されています。
InstagramやTwitter、YouTubeなどのプラットフォームでは商品を直接紹介し、購入手続きまでを一貫して行うことが可能です。
EC事業者はSNSを活用してリアルタイムな情報発信や顧客との対話を図り、シームレスなショッピング体験を提供しています。

全世界で越境ECの拡大

越境ECは世界中で急速に拡大しています。
国際物流の向上や決済手段の進化により、EC事業者は国境を越えて商品を提供することが容易になりました。
これにより、企業は新たな市場への進出や異なる地域での商品需要への対応が可能となり、グローバルな競争において市場の拡大が期待されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は「EC事業とは?店舗側から見たEC事業の基本からメリット・デメリット、今後のトレンド」を解説しました!

「はじめてEC」では、EC業界の今後のトレンドなどについてなどECのイロハについて定期的なセミナーで解説してます。
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