自社ECをはじめるならshopifyでの構築がおすすめ

実際に店舗を訪れて商品を購入するのではなく、インターネットを利用してネットショッピングをするという人は年々増加傾向にあります。
そのため、ネットショップサイトには次々と新規参入が増えています。
しかし、こうしたECサイト運営はうまく行わないと手間ばかりかかって利益があまり上がらないということもあります。
ECサイトには自社ECとモール型ECがありますが、ここでは自社ECを構築していく際のポイントやそこで活用しやすい「Shopify」について紹介していきたいと思います。

自社ECを構築する際に知っておきたい基礎知識

ECサイトは大きく分けると2つの種類があります。
個人、企業などが独自にドメインを取得した上で公開するサイトが「自社EC」と呼ばれるもので、複数の企業やショップが出店、出品しているような大型のサイトが「モール型EC」と呼ばれるものです。
少し前まではシステムを立ち上げるところから始める自社ECはコストや技術面から個人で行うことは難しく、大手企業しか実施することはできませんでした。
しかし近年では構築方法が一般化してきたこともあって、個人や中小規模の企業であっても比較的簡単に自社ECをオープンすることができるようになってきたのです。

もちろん自社ECにはメリットとデメリットがありますので、それを理解した上で使っていくことが重要です。
まずメリットとしては、モール型ECに出店すると必ずかかってくる「出店料」「手数料」というものがかかりません。
自社ECであれば売り上げから必要経費を除いたものがそのまま利益となるのです。
安定して売り上げが見込めるのであれば自社ECの方が利益が出やすいと言えます。

また、モール型ECでは商品ページのデザインなどがある程度統一されているため、自社の好きなようにデザインを変更することはできません。
しかし自社ECであれば自由にカスタマイズできるため、オリジナリティを出しやすい、ブランディングしやすいというメリットがあります。
同時に自社独自のポイントを発行することも可能です。

逆にデメリットとしては「集客するのが難しい」ということがあります。
よほど単独でも知名度が高いような大企業でない限りは個人が運営する自社ECがモール型ECよりも集客するのは難しくなっています。
やはりうこうした集客面が一番のデメリットとなるでしょう。

shopifyとは何か?概要と特徴を解説

「Shopify」はシンプルな作業でECサイトを構築することができるプラットフォームのことを指しています。

幅広い国や地域で利用されているのが特徴で、世界170以上の国と地域、170万以上のECサイトが利用しているというまさに世界で最大クラスのプラットフォームだと言えます。
創業は2006年で、2017年に日本法人が設立されています。

その特徴は「高いデザイン性」「高機能」「シンプルな作業」です。
高い機能を持っていながら初期費用がかからないというメリットがあるため、多くの人に利用されているのです。
さらに「多言語」「複数の種類の通貨に対応」という特徴があるため、国際的なEC運営にも非常に向いていると言えます。

自社ECを構築する上でshopifyのメリットとは?


自社ECを構築して上でShopifyを活用していくにはさまざまなメリットが考えられます。

・初期費用が安く、無料体験もある
まず基本的にShopifyは導入時に費用がかかりません。
毎月の使用料もベーシックプランであれば3000円程度と安くなっているので非常に使いやすいものとなっています。
さらに14日間の無料体験期間もありますので、実際にECサイト開設を試してみながらシステムに慣れていくことも可能です。

・デザイン性の高いサイトをシンプルな作業で構築できる
訪れた人の目を引くようなデザイン性の高いサイトを構築することができるのが Shopifyですが、そういったデザインをシンプルな作業で操作できるのもメリットです。
デザインのテンプレートは100種類以上が備わっており、自由に選べるようになっています。
また、そうしたテンプレートはカスタマイズの自由度も高いので設定を変更するのも容易なものとなっています。

・モール型ECや他の店舗、SNSなどと連携が可能である
Shopifyはモール型ECや実店舗、SNSなどと連携ができるという仕様になっているため、多くのチャンネルを使って商品展開していきたいという時にもおすすめです。

・クラウド型システムのため、自動アップデートが可能
クラウド型システムであるShopifyでは手動で操作しなくても自動で最新の状態にアップデートされるようになっています。
常にデザイン性、利便性が高いものを利用できるのもメリットと言えるでしょう。

自社EC Shopifyの構築手順を解説

ShopifyでECサイトを構築する方法は「自社で構築する」「制作会社に委託する」という2つの方法があります。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、自社に合った方を選ぶと良いでしょう。

自社で構築する際には、使用するアカウントを作成した上で商品を登録していきます。
使用するデザインのテンプレートを選んで、どういった決済方法にするのかを設定するだけで簡単にECサイトを構築していくことが可能です。
自社で構築することで他に費用が発生せず、運用を自社で行っていくことによる自由性が期待できます。
運営していくという手間がかかること、運用していくことができる技術をもった人材確保といったデメリットがあります。

もう一つの構築方法は制作会社に依頼するというものです。
もちろん自社で構築することもできるShopifyとなっていますが、構築作業を制作会社に依頼するということもできます。
制作会社にはさまざまなノウハウがあるため、より収益性が高いECサイトを構築することが期待できます。
さらに制作会社によってはECサイトを運用していくサポートやフォロー、マーケティング支援、運営代行などのサービスが行われる場合もあります。
こうしたサービスを利用していくことで、より効率的に高い収益を上げていくことが可能となるのです。
これらのメリットを持つ制作会社への委託ですが、デメリットとしては「委託費用がかかる」ということです。
委託先の制作会社にもよるのですが、
・基本性能のみ 約30万円
・自社ブランドに特化してカスタマイズ 約100万円
・マーケティング機能の追加、ブランディング依頼 約300万円
・大規模なECサイトの運営 約1000万円
という費用がかかってきます。

Shopifyを使った自社ECの運営方法と成功のポイント

Shopifyを使うことで簡単に自社ECの構築が可能となっていきます。

その際に重要となるのは「運営の規模とコストとのバランス」となります。
小規模でサイトを運営していくのであれば、自社で構築していくことで充分にまかなっていけます。
ただ、その際でも自社内で担当者をつける必要はあります。
強いオリジナリティと規模の大きいサイト運営をしていくのであれば、制作会社に委託するのがおすすめです。
費用はかかりますが、それだけ高い収益性が見込めることとなります。

まとめ


自社ECサイトの構築は以前は難しいものでしたが、近年ではShopifyのようなシステムを使うことで簡単にできるようになりました。
これから自社ECサイトを構築していこうという場合はぜひShopifyを利用してみましょう。
優れたデザイン、高い機能性、安い利用料金と非常にバランスの良いものとなっています。
利用する際には、無料体験期間もあるので、安心して利用することができます。
まずは実際に利用してみましょう。

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