ネット販売を個人でやってみたいんじゃい!

個人事業としてネット販売をされてる方は多いと思います。

ネット販売が誰でも簡単に出来る!そんな時代になりました。

わりと手は出しやすいけど、実は黒字にするのが非常に難しいネット販売のお話を今回はしてみたいと思います。

ネット販売を個人でやってみたい理由

ネット販売を個人でやってみたいと思ったきっかけは何でしたか?

不労所得?自由に働ける?利益率が高い?そんなイメージがあるかもしれません。

不労所得とは程遠い業務量!

自由とは程遠い時間制限!!

想像していなかった経費!!

などなど、実際にやってみるとわかってくる大変な部分がいっぱいあります。

店舗での販売であれば実際に目の当たりにすることも多く、どういった苦労があるのかっていうのが非常にわかりやすいですね。でもネット販売はどうしてもそういった部分が見えづらく、適当にやっても売れるのではないかと思ってる方も多くいると思います。

逆に難しいのはわかりつつも自分はSEOめっちゃ知ってるからどうにかなる!って思って始める方もいます。

きっかけは様々だとは思いますが、わりと知られていないネット販売の実態や乗り越えるべき壁など、鷹Pがこの仕事を始めるまで知らなかったような事をご紹介していきます。

個人で出来るネット販売ってどんなの?

まずは個人で出来るネット販売ってどんなのがあるのでしょうか。

出来るだけコストはかけたくない・・・失敗してもリスクの少ない方法を選びたい・・・

個人で挑戦する場合はそんな想いが溢れますよね。

まず、ちょっとパソコンに詳しいあなたであったり、現在SEをやってるあなたにお願いです。1から自分でサイトを作ろうとするのはやめてください。

不可能ではないです。実際大昔に鷹Pも作ったことがあります。でもそれを作る労力や情熱をもっと他の部分に向けていただきたいですし、サービスとして確立してるものを使う方が売る為の仕組みやノウハウが詰まってますので、そっちを使う方が初期労力もかからないですし、売上もあがりやすいです。

コストをかけずにサイト構築ならアプロ総研の「はじめてEC」!おすすめです!

しっかり宣伝する鷹Pえらい。

話は戻りますが、個人で出来るネット販売として

例えば

・手作りの物を売る

・仕入れた物を売る

・情報を売る

などなど、他にもたくさんあるかとは思いますが、代表的なのでいえばこんなものでしょうか。

個人でやるってところにフォーカスを当てた場合に、何を売るかというのも非常に大きな課題になってきます。

ネット販売を個人でやる上で立ちふさがる問題

何を売りたいのか

ネット販売で生計を立てていくんや!って思ったものの、まず立ちふさがる問題として「何を売るのか」があります。

何かを売りたいからネット販売をはじめる!っていうケースの場合は売りたい物が決まってるので非常にわかりやすいのですが、ただただ小遣い稼ぎや将来独立したいという切り口から入った場合に何を売るのか決まってない事がよくあります。

そういった場合にどうやって売るものを選ぶのかが非常に重要になります。

極端に言ってしまうとネットで売れやすい物、売れにくい物、利益の出やすい物、出にくい物とかってありますよね。

自分が詳しい物の方がいいに決まってるのですが、例えば車にめっちゃ詳しいからといって車は簡単にはネットで売れないですよね。

そういった事情も加味して、何を売っていくかを考えていきましょう。

どういった費用がかかるのか

実はネット販売においては色々な費用がかかります。

例えば有料サービスを使った場合にはサイト自体の費用がかかったり、クレジットカード等の決済が出来るようにするための決済代行会社に支払うサービス使用料、手数料。

配送費用だったり、梱包費用だったりもかかります。

モール系はサービス使用料・手数料が結構かかります。ただ自分で作るよりは圧倒的に売れやすいですが、なんせコストはかかってしまいます。

あまり知られていない苦労

ネット販売をする上であまり意識されていないのが「その商品はどこから仕入れて」「誰が発送しているの」というような部分です。

既に仕入れのネットワークがある場合や、手作りの場合は仕入れを気にする必要はありません。ですが仕入れというのはわりと難しいです。

これを売りたいなぁって思ったものがあったとして、それをどうやって卸してもらうのかを考えなければいけません。

販売元に連絡し「これうちで売らせてもらえないですかねぇ」という交渉が必要になるんですね。そしていくらで卸してもらえるか等の交渉も必要になります。

個人の場合は何の信用もない状況で臨むことになるので、そもそも卸してもらえないなんてことも多いです。

卸してもらえたとしても原価率90%とか言われちゃうと、販売コスト・労力を考えた場合に大赤字だなってなってしまうわけです。

また50%でいいよって言われたとしてもそもそも定価が安いものであれば、あまり利益にならずに苦しい思いをします。

また、受注があってから卸元に発注をかけるような方式で単品販売してくれるような卸会社であればいいのですが、そういった柔軟な対応をしてくれるとこはなかなかなくて、ロット単位で在庫を持つ必要が出てきたりもします。

なので何を売るか、仕入れをどうするか、というのは非常に大きな課題になってきます。

個人ではネット販売が出来ないのか?

今までの話のまとめとしては、個人でのネット販売が出来ないのではないか?と思われる方もいらっしゃると思います。

実際できないかどうかでいうと、出来ます。また目標をどこに持つかでも可否が大きく変わります。

手作りであれば好きなように売れますし、先述した通り仕入れのルートさえ持っていれば物をネット販売が可能です。

ですが、ネット販売に限らず物を売るノウハウであったり、相場感の経験値等がなければ難しいので日々勉強は必要になってきます。

以前個人事業主ではじめて会社設立をしたクライアント様がいました。

最初は個人で会社員をしながらネット販売で輸入代行業をされていたのですが、どんどん売れるようになり会社を設立、独立して月商5000万を売り上げるようになっていきました。

他にもそういった個人から初めて大きくなっていった成功事例は多く聞きますが、みなさんとても勤勉な方です。

きっかけはどうあれ、前向きに取り組めることが成功の秘訣なのかもしれませんね。

まとめ

今回の内容は実は15年前の自分に向けて書いたような内容になります。

15年前にネット販売を個人でやろうとして躓いたこと、初めて知ったことなどを書いてみました。

物を売るというのは本当に難しいのですが、しっかりと日々勉強と努力を怠らなければいつか売れる日が来たりします。

商品自体の価値はもちろんですが、同じ物でも全く売れていないお店と売れているお店の違いが出てきます。

手作りの物であったり、情報商材であったり、色々なものが売られている時代です。

なかにはあまり質の良くない物も多く売られています。

消費者の皆さんはそういったものを日々敏感に察知して学んでらっしゃいます。

そういった方を相手に物を売ろうとしているので、簡単ではありません。

買ってもらう為には信頼が重要です。信頼してもらえて初めて購入してもらえるのです。

冒頭でも書いたようにただただ

不労所得、自由な働き方、利益率

を求めて簡単な気持ちで成功するほど甘いものではありません。

成功してる個人事業主の方はサイト上からは見えない想像を絶する苦労、ストレスと戦いながら、自分の自由を犠牲にして信頼を勝ち取っているのです。

昔の自分に対するメッセージ的な内容になってしまいましたが、きっと自分と同じように軽い気持ちでやってみたいって思って失敗してしまう人もどこかにはいると思いますので、そういった人がこれを読んでしっかり向き合って成功に向かって進んでもらえればと思い書いてみました。

今日も良い天気です。

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