shopifyでの領収書の作成方法
shopifyで商品を販売されている方の中で「shopifyでの領収書作成方法が知りたい。shopifyでは明細書の発行しかできないって聞いたことがあるけれど、どうすれば良いの?作成にはアプリを利用すると聞いたけれど何のアプリを使えば良いの?」
このように思われている方も多いのではないでしょうか?
今回はこのような疑問を解決するため、shopifyでの領収書作成方法やおすすめアプリについて解説します。
この記事を読み終える頃には、shopifyでの領収書作成方法について理解し実際に作成し顧客に領収書の発行を求められた際にも余裕をもって対応できる様になりますので、ぜひ最後までお付き合い下さい。
それでは解説していきます!
shopifyの領収書とは
shopifyの領収書とは、名前の通り定期課金型のサービスで独自のECサイトを構築し、誰でもすぐに商品が販売できる「shopify」で使う領収書のことです。
shopifyに限らずECサイトや実店舗など、商品を販売する事業者は、購入者から領収書を求められた場合、領収書を発行し対応しなければなりません。
shopifyは、海外企業が開発したこともあり、標準搭載機能で発行できるのは「明細書」のみです。
そのため、領収書を作成したい場合は必要事項を追記したりと自分で作成する必要があります。
shopifyで領収書を作成する方法
shopifyでは、標準搭載機能として明細書の発行ができます。
明細書は領収書の発行を求められた際に、領収書の代わりとして利用可能です。
しかし、標準搭載機能で発行できる明細書には「但し書き」や「金額」など領収書に不可欠な情報が抜けている状態のため、印刷する前に必要項目を追加し入力する必要があります。
shopifyで明細書を作成する手順は以下の通りです。
【手順】
1. shopifi管理画面の左側にある「設定」を押す。
2. 「配送と配達」を選択する。
3. 右側の「明細書のテンプレート」項目の「編集」を押す。
4. 領収書に必要な情報を追加し入力する。
一般的に領収書には以下6つの項目が記載されている必要があります。
・宛名
・差出人の情報(店舗名や会社情報)
・発行日
・領収金額
・請求代金の支払い期限
・但し書き
5. 入力完了後、shopifi管理画面の左側にある「注文管理」を押す。
6. 注文履歴から明細書を作成するものを選ぶ。
7. 画面右上にある「その他の操作」を押し項目を表示させる。
8. 表示された項目の中から「明細書を印刷する」を押す。
以上で領収書作成手順は終了です。
shopifyの領収書アプリおすすめ①「Order Printer」
https://apps.shopify.com/order-printer?locale=ja
shopifyの領収書を発行する1つ目のおすすめアプリは「Order Printer」です。
Order Printerでは、ECサイトを運営する上で必要になる領収書や納品書などの書類をまとめて簡単に発行できます。
shopify公式の帳票発行アプリでもあり、shopifyの注文管理画面からほとんどの必要帳票の出力も可能です。
テンプレートはHTMLやCSSを利用し好みのデザインにすることができ、ロゴマークの追加なども可能なため、ブランドのイメージや訴求効果を上昇できる可能性があります。
使用料は無料であり、まとめて印刷したりレイアウトを自由に編集できたりといったメリットがある反面、HTMLやCSSを利用する専門的な知識が必要になるため、販売することに注力したい方や、ECサイトでの販売が初めての方は、少し利用が難しく感じてしまうかもしれません。
Order Printerの使用手順は以下の通りです。
【手順】
1. shopifyの管理画面からOrder Printerを選択する。
2. 領収書を作成したい番号を選択する。
3. 画面右側にある「invoice(請求書)」を選択し「Add template」を押す。
4. 必要に応じて各種書類をカスタマイズする。
※「テンプレートを追加」を押すと、HTMLコードの記載で自由に書類を加えることができます。
5. カスタマイズ終了後、名前を「領収書」にし領収書用コードをボックスに入力する。
6. 「Save」で領収書の作成が完了する。
7. 注文番号から作成した領収書を選択する。
8. 「Print」を押す。
9. カラーや保存先を選び「保存」または「印刷」を押す。
テンプレートを編集したい場合は「Manage template」から編集可能です。
以上でOrder Printerを利用した領収書発行手順は終了です。
shopifyの領収書アプリおすすめ②「Order Printer Pro」
https://apps.shopify.com/order-printer-pro?locale=ja
shopifyの領収書を発行する2つ目のおすすめアプリは「Order Printer Pro」です。
Order Printer Proは、上記で紹介したOrder Printerで月額10ドル支払うと利用できる上位アプリです。
Order Printer Proを利用することで、Order Printerでは不可能だった顧客がメールおよびWebサイトから書類のダウンロードが可能になります。
また、その他にもPDFで納品書や領収書など各書類のダウンロードリンクを加えることが可能なため、書類作成が自動でできます。
顧客に領収書も求められた際にも、顧客が自らダウンロードできるので事業者側の手間も省けます。
モバイルに適応しているアプリのため、ドキュメント作成時に場所が限定されないのも大きなメリットでしょう。
Order Printer Proの使用手順は以下の通りです。
【手順】
1. shopifyの管理画面からOrder Printer Proを選択する。
2. 画面上の「Automated PDFs」を選択する。
3. 緑色で表示された「Setup PDF Link」を選択する。
4. 「PDF paper size」に顧客がダウンロードした際の書類サイズを選ぶ。
5. 「Where do you want to add this PDF link?」にPDFを取り入れる場所を選ぶ。
例:注文完了メールから取り入れるようにする場合
→「Order confirmation email」を選ぶ。
6. 「Text for the PDF link」に領収書をダウンロードするリンク部分に表示する言葉を入れる。
例:領収書はこちらからダウンロードして下さい。など
7. 入力内容確認後、「Next step」を押す。
8. Step1の「click to copy」を押す。
9. Step2の「Shopify admin ->Settings->Notifications」を押す。
10. Step3の「HERE」のコード追加部分にStep1でコピーしたコードを貼り付ける。
11. 「Save」を押す。
以上でOrder Printerを利用した領収書発行手順は終了です。
shopifyの領収書アプリおすすめ③「Quick Order Printer かんたん帳票出力」
https://apps.shopify.com/documents-development?locale=ja
shopifyの領収書を発行する3つ目のおすすめアプリは「Quick Order Printer」です。
Quick Order Printerでも、ECサイトを運営する上で必要になる領収書や納品書、請求書などの書類を簡単に発行できます。
こちらもshopify公式の帳票発行アプリでもあり、インストール後すぐにshopifyの注文管理画面から二法誤表記の帳票出力ができます。
一括操作、バーコード出力ができ、「Order Printer」と違い、カスタマイズする際にコードの編集も必要ありません。
そのため、専門的な知識も必要なく初心者の方でも簡単に領収書の作成が行えます。
ただし、月額で9ドルかかるため理解しておきましょう。
Quick Order Printerの使用手順は以下の通りです。
【手順】
1. shopifyの管理画面からQuick Order Printerを選択する。
2. 画面上にある「文書設定」を押す。
3. 必要に応じて書類の情報変更やデザインをカスタマイズする。
※発行者情報や書式テンプレートなど、各項目で修正する箇所が整えられているため、初心者の方でもカスタマイズできます。
4. 設定終了後、「保存」を押す。
5. 管理画面上にある「注文一覧」を選択する。
6. 領収書を発行したい番号の右横にある「領収書」を押す。
7. 「印刷」を押す。
8. カラーや保存先を選択し「保存」または「印刷」ボタンを押す。
以上でQuick Order Printerを利用した領収書発行手順は終了です。
まとめ
shopihyの領収書作成方法について、ご理解いただけましたでしょうか?
shopifyに限らず、商品を販売する事業者には顧客から領収書を求められた際には、領収書を発行する義務があります。
領収書の作成方法には、shopihyの標準搭載機能を利用した方法から公式アプリを使用する方法など様々ですが、カスタマイズを初心者でも簡単に行えるものから、専門知識が必要になるものなど、それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分に適した領収書作成方法を選びましょう。
今回解説してきた作成方法やおすすめアプリが、実際に領収書を作成する際の参考になりましたら幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました
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